福島県郡山市の太陽光発電・蓄電池設置業者、フクイシソーラーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
太陽光発電・蓄電池の購入を検討している中で、『太陽光パネルだけ設置すれば十分なのだろうか?』『セットで注目される蓄電池も導入すべきか迷っている…』といった疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、太陽光発電を単体で設置する場合と、蓄電池をセットで導入する場合のメリット・デメリットを、経済性や災害時の対応力など、さまざまな角度から徹底的に比較し、詳しく解説します。
太陽光発電・蓄電池導入を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
まずは基本から!太陽光発電と蓄電池の役割
太陽光発電や蓄電池の必要性を判断するためには、まずそれぞれの基本的な役割を正しく理解することが重要です。郡山市のご家庭にどのようなメリットをもたらすのか、太陽光発電と蓄電池の仕組みから見ていきましょう。
太陽光発電の仕組みと3つのメリット
太陽光発電は、その名の通り太陽の光エネルギーを利用して電気を作り出す仕組みです。多くの方がイメージする屋根の上の太陽光パネルは「太陽電池モジュール」と呼ばれ、ここで太陽光を受け止めて直流の電気を発生させます。
しかし、直流の電気は家庭の電化製品では使えないため、「パワーコンディショナ」という装置を使って、家庭で利用できる交流の電気に変換します。この変換された電気を家庭内で使用し、もし使い切れずに電気が余った場合は、電力会社へ売電することも可能です。
この太陽光発電を郡山市のご家庭に導入するメリットは、主に3つ挙げられます。
- 電気代の大幅な削減
最大のメリットは、日々の電気代を大きく削減できる点です。太陽光発電で作り出した電気を家庭で使うことで、電力会社から購入する電気の量を減らせます。近年の電気料金の上昇による負担を軽減する有効な手段となります。
- 売電による収入
太陽光発電で作った電気のうち、ご家庭で消費しきれなかった余剰電力は、電力会社に買い取ってもらえます。これはFIT(固定価格買取制度)という国の制度に基づいています。発電量が多い晴れた日などは、売電による収入が期待でき、家計の助けになります。この太陽光の売電制度も、導入を後押しする大きな魅力の一つです。
- 環境への貢献と災害時の備え
太陽光発電は、発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンなエネルギーです。再生可能エネルギーの利用は、持続可能な社会の実現につながります。
また、災害などで停電が発生した際も、太陽光発電には自立運転機能があり、日中晴れていさえすれば、専用のコンセントから電気を使用できます。この太陽光の機能は、郡山市での万が一の備えとしても非常に心強い存在です。
蓄電池の役割と太陽光発電との関係
蓄電池とは、電気を貯蔵し、必要な時に放電して使用できるようにする装置です。。太陽光発電が「電気を作る」装置であるのに対し、蓄電池は「作った電気を貯めておく」役割を担います。
この太陽光発電と蓄電池を連携させることで、太陽光エネルギーの恩恵を最大限に引き出すことが可能になります。太陽光発電の弱点は、太陽が出ている昼間にしか発電できず、夜間や天候が悪い日には発電量が大きく低下する点です。
そこで蓄電池が活躍します。昼間のうちに太陽光発電で作り出した余剰電力を蓄電池に貯めておきます。そして、太陽が沈んで発電ができなくなる夜間に、蓄電池に貯めた電気を利用するのです。これにより、電力会社から購入する電気の量を極限まで減らし、電気の自給自足に近い生活を実現できます。
【徹底比較】太陽光単体 vs 太陽光+蓄電池
太陽光発電のみを導入する場合と、蓄電池をセットで導入する場合、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。「経済性」「自家消費率」「災害時の対応力」という3つの重要な観点から、両者を徹底的に比較していきます。郡山市のご家庭にとってどちらが最適か、じっくり考えてみましょう。
比較1:経済性(初期費用と経済効果)
経済性は、太陽光発電導入において最も気になるポイントです。初期費用だけでなく、長期的な視点での経済効果も合わせて考える必要があります。
【太陽光発電 単体の場合】
- 初期費用
太陽光発電のみを設置する場合、初期費用を抑えられるのが最大のメリットです。一般的な家庭用太陽光発電(容量4kW~5kW)の設置費用相場は、約100万円~150万円程度が目安となります。郡山市で利用できる国や自治体の補助金制度を活用すれば、さらに負担を軽減することも可能です。
- 経済効果
日中の自家消費による電気代削減効果と、FIT制度を利用した10年間の売電収入が主な経済効果です。しかし、FIT期間が終了する11年目以降(卒FIT)は、売電価格が大幅に下落します(現在の約7円/kWh程度)。そのため、卒FIT後は売電による経済的メリットが小さくなり、「売る」よりも「使う」方がお得になります。
【太陽光発電+蓄電池の場合】
- 初期費用
太陽光発電に加えて蓄電池も設置するため、初期費用は高くなります。蓄電池の価格は容量によって大きく異なりますが、一般的な家庭用蓄電池(容量5kWh~12kWh)で約150万円~200万円程度が相場です。太陽光発電と合わせると、総額で約300万円以上になるケースが多くなります。こちらも、郡山市で活用できる補助金制度の対象となる場合がありますので、事前の確認が重要です。
- 経済効果
初期費用は高額ですが、長期的に見ると大きな経済効果が期待できます。太陽光で作った電気を夜間にも使えるため、電力会社から買う電気を大幅に削減できます。電気を売るのではなく、自家消費に回すことで、高い電気料金を払って電気を買う必要がなくなります。太陽光発電と蓄電池は、先行投資と捉えることで、将来の電気代高騰リスクへの備えにもなります。
比較2:自家消費率(作った電気をどれだけ使えるか)
自家消費率とは、太陽光発電で作った電気のうち、どれだけの割合を自分の家で消費できたかを示す指標です。この率が高いほど、電気の購入量を減らせるため、経済的メリットが大きくなります。
【太陽光発電 単体の場合】
太陽光発電単体の場合、一般的な家庭における自家消費率は約30%程度と言われています。これは、発電量が最も多くなる日中に、学校や仕事で家族が不在がちであり、電気の使用量が少ないためです。つまり、作った電気の約70%は、使い切れずに売電に回っている計算になります。郡山市にお住まいの共働き世帯などでは、この傾向がより顕著になるかもしれません。
【太陽光発電+蓄電池の場合】
一方、蓄電池を併設した場合、この自家消費率を劇的に向上させることができます。日中に発電した余剰電力を蓄電池に貯め、夜間に使用することで、自家消費率を70%~90%以上に高めることが可能です。作った電気をほとんど無駄にすることなく、自給自足の生活に近づけることができます。太陽光発電のポテンシャルを最大限に引き出すには、蓄電池の存在が不可欠と言っても過言ではありません。
比較3:災害時の対応力
地震や台風など、自然災害による停電はいつ起こるか分かりません。福島県郡山市においても、災害への備聞えは非常に重要です。太陽光発電と蓄電池は、この非常時における対応力に大きな差を生み出します。
【太陽光発電 単体の場合】
太陽光発電には「自立運転モード」という機能が搭載されています。これにより、停電時でも太陽が照っている日中であれば、最大1,500Wまでの電力を非常用コンセントから使用することができます。スマートフォンの充電やテレビでの情報収集、炊飯器での調理など、最低限の電力を確保できるのは大きな安心材料です。
しかし、この機能はあくまで太陽光が出ている時間帯に限られます。夜間や、雨・雪などの悪天候時には発電できないため、電気を使うことはできません。夜間の停電では、不安な時間を過ごすことになります。
【太陽光発電+蓄電池の場合】
蓄電池があれば、この太陽光発電単体の弱点を完全にカバーできます。昼間に太陽光で発電した電気や、割安な深夜電力を蓄電池に貯めておくことで、停電が昼夜や天候を問わず発生しても、貯蔵した電気を使い続けることができます。冷蔵庫を動かし続けて食材を守ったり、夜間でも照明をつけたりすることも可能です。災害の多い日本、そして郡山市で暮らす上で、太陽光発電と蓄電池のセットは最強の防災対策となります。
あなたはどっち?ライフスタイル別・おすすめタイプ診断
ここまで比較してきた内容を踏まえ、どのような方に「太陽光発電単体」が、そしてどのような方に「太陽光発電+蓄電池」がおすすめなのかを、具体的なライフスタイル別に解説します。郡山市でのご自身の暮らしを想像しながら、最適な選択を見つけてください。
太陽光発電単体がおすすめな方3選
まずは、太陽光発電の単体設置が向いている方の特徴を3つご紹介します。
- 日中の電気使用量が多いご家庭
在宅でお仕事をされている方、専業主婦(主夫)の方がいるご家庭など、昼間の電気使用量が多いライフスタイルの方には、太陽光発電単体でも大きなメリットがあります。太陽光発電が最も活発に発電する時間帯に、作った電気をその場ですぐに消費できるため、
自家消費率が高まり、電気代削減効果が大きくなるからです。郡山市のご自宅で日中多くの時間を過ごす方は、まず太陽光発電の導入から検討するのが良いでしょう。
- 初期費用をできるだけ抑えたい方
「太陽光発電には興味があるけれど、一度に大きな出費は避けたい」とお考えの方にとって、初期費用を抑えられる太陽光発電単体の導入は魅力的な選択肢です。まずは太陽光発電だけを設置して、その経済効果を実感しながら、数年後にライフスタイルの変化や卒FITのタイミングに合わせて蓄電池を後付けすることも可能です。
- オール電化住宅ではないご家庭
ガス給湯器やガスコンロを使用しているご家庭の場合、夜間の電力需要は、オール電化住宅に比べて、比較的少ない傾向にあります。そのため、災害時の備えという観点では蓄電池は有効ですが、純粋な経済性だけを追求する場合は、太陽光発電単体でも十分なケースがあります。
太陽光発電+蓄電池がおすすめな方3選
次に、太陽光発電と蓄電池のセット導入が特におすすめな方の特徴を3つご紹介します。
- 日中は不在がちで、夜間の電気使用量が多いご家庭
共働き世帯や日中は学校などで家族全員が外出しているご家庭は、このタイプに当てはまります。太陽光発電のピークタイムに家が留守になるため、太陽光発電単体では作った電気の多くを売電に回すことになります。
蓄電池を導入すれば、この昼間の余剰電力を貯めておき、家族が帰宅して電気使用量が増える夕方から夜間にかけて活用することで、購入電力量を大幅に削減できます、郡山市でアクティブな毎日を送るご家庭にこそ、セット導入をおすすめします。
- 災害への備えを万全にしたい方
「何よりも家族の安全と安心を確保したい」という防災意識の高い方には、太陽光発電と蓄電池のセットが最適です。蓄電池があれば、長期間の停電が発生しても、夜間の照明や冷暖房、情報収集のための電力などを確保でき、避難所生活を避けられる可能性も高まります。特に、医療機器が必要な方や、乳幼児・高齢者がいるご家庭では、命を守るための必須設備とも言えます。
- 卒FITを迎えた、またはこれから迎える方
すでに太陽光発電を設置しており、10年間のFIT期間が終了した、あるいは終了が近いご家庭には、蓄電池の導入を強くおすすめします。卒FIT後は売電価格が大幅に下落するため、余剰電力を売ってもほとんど利益になりません。
それならば、安い価格で売るよりも、蓄電池を導入して自家消費に回し、高い電気を買わないようにする方が圧倒的に経済的です。太陽光発電で作った貴重な電気を最大限に活かすため、卒FITは蓄電池導入の絶好のタイミングと言えるでしょう。
まとめ:郡山市で太陽光発電・蓄電池をご検討の皆様へ
今回は、「太陽光発電単体」と「太陽光発電+蓄電池」について、その違いやそれぞれのメリットを徹底的に比較解説しました。
この記事が、太陽光発電や蓄電池の購入をご検討の方にとっての一助となれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
また、2025年度、太陽光発電・蓄電池をご検討されている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にフクイシソーラーまでご相談ください。
福島県郡山市での豊富な太陽光発電・蓄電池設置実績と専門知識を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適なプランをご提案させていただきます。
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