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蓄電池太陽光発電

良くないって噂も?太陽光発電のデメリットとは【郡山市の専門家が徹底解説】

福島県郡山市の太陽光発電・蓄電池設置業者、フクイシソーラーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「太陽光発電を導入したいけど、インターネットで調べると『良くない』『後悔した』という声もあって不安…」
「郡山市で太陽光発電を設置するメリットは聞くけれど、本当のデメリットも知った上で判断したい」

このように太陽光発電の需要が高まる一方で、不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、専門家の視点から、太陽光発電が「良くない」と言われる噂の真相と、避けては通れない具体的なデメリットを包み隠さず解説します。さらに、そのデメリットを克服し、後悔しないための具体的な対策まで詳しくご紹介します。

郡山市で太陽光発電や蓄電池の導入を真剣に検討されている方は、ぜひ最後までじっくりと読み進めてみてください。

目次

なぜ太陽光発電には「良くない」という噂がつきまとうのか?

太陽光発電の普及が進む一方で、「良くない」「やめたほうがいい」といったネガティブな噂が後を絶ちません。この背景には、いくつかの複合的な理由が存在します。

【理由その①】「なんだかセールスが怪しい…」という過去のイメージ

まず、太陽光発電が注目され始めた頃に、一部で強引な販売を行う業者がいたことが挙げられます。メリットばかりを伝えて、お客様が損をするような契約を迫る…。そんな嫌な経験が、「太陽光発電=怪しい」という印象として、残念ながら今も残ってしまっているのです。

【理由その②】「高くて元が取れない」という古い情報

次に、情報が古いままで更新されていない、という問題があります。
スマートフォンの性能が年々上がるように、太陽光発電の技術もこの10年で驚くほど進歩しました。かつては非常に高価だったパネルも、今では価格が下がりつつあり、発電する力(効率)も飛躍的にアップしています。古い常識のままでは、現在の太陽光発電の価値を正しく判断することはできません。

【理由その③】「デメリットばかり」という偏った見方

そして、デメリットだけが大きく取り上げられがちな点も理由の一つです。
もちろん、太陽光発電にも「初期費用がかかる」「お天気次第」といった側面はあります。しかし、どんなお買い物にも良い点と注意点があるはずです。その注意点だけが誇張されてしまうと、「なんだかリスクが高そう…」という漠然とした不安だけが大きくなってしまいます。

【費用・性能・リスク】避けては通れない太陽光発電のデメリット

蓄電池容量の選び方で失敗しないための注意点

とはいえ、デメリットが全くないわけではありません。太陽光発電の導入を成功させるためには、メリットだけでなくデメリットを正確に把握することが不可欠です。ここでは、太陽光発電が持つ具体的なデメリットを「費用」「発電性能」「リスク」「制度」の4つの側面から詳しく解説します。

費用に関する太陽光発電のデメリット

太陽光発電を導入する上で最も大きなハードルとなるのが費用です。具体的には、以下の3つの費用がデメリットとして挙げられます。

1.高額な初期費用

太陽光発電の導入には、まとまった初期投資が必要です。一般家庭用の太陽光発電(容量3〜5kW)を設置する場合、費用の相場は80万円〜150万円程度となります。この費用には、太陽光パネル、パワーコンディショナ、架台、工事費などが含まれます。もちろん、性能やメーカーによって価格は変動しますが、決して安い買い物ではないため、導入をためらう大きな要因となります。

2.定期的なメンテナンス費用

太陽光発電は「設置したら終わり」ではなく、長期間にわたり安定して発電するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。パネルの洗浄や点検に加え、特にパワーコンディショナは10年~15年で寿命を迎え、交換が必要になります。その費用として20万円~30万円程度を見込んでおくなど、将来の維持費をあらかじめ計画に入れておくことが大切です。

3.将来的な撤去・処分費用

太陽光パネルの寿命は約30年と言われています。寿命を迎えた太陽光パネルを撤去・処分する際にも費用が発生します。費用の目安は10万円〜20万円程度とされていますが、将来的にリサイクル義務の法制化が進むと、費用が変動する可能性もあります。太陽光発電の導入時には、遠い将来の出口戦略まで考えておくことが賢明です。

発電性能に関する太陽光発電のデメリット

太陽光発電は、その名の通り太陽の光を利用して電気をつくるため、発電性能にはいくつかの制約があります。

1.天候や季節による発電量の変動

太陽光発電の最大の弱点は、発電量が天候に大きく左右されることです。当然ながら、曇りや雨、雪の日は発電量が大幅に低下し、夜間は全く発電できません。このように、年間を通じて安定した電力量を確保できるわけではない点がデメリットです。

2.設置場所や環境の制約

太陽光発電において最大の発電効率を得るためには、屋根の形状、方角、角度が重要になります。一般的に、南向きの屋根が最も適しているとされます。。郡山市内でも、住宅が密集しているエリアでは、隣家の影響で日照条件が悪くなるケースも考えられます。自宅の屋根が太陽光発電の設置に適しているか、専門家による正確な診断が必要です。

設置後のリスクとトラブルに関する太陽光発電のデメリット

太陽光発電を設置した後にも、いくつかのリスクやトラブルが発生する可能性があります。

1.自然災害による破損リスク

屋根の上に設置される太陽光パネルは、常に自然災害のリスクに晒されています。台風による飛来物でのパネル破損や、強風による架台の損傷、地震の揺れによる影響などが考えられます。また、郡山市では積雪のリスクもあります。想定を超える豪雪があった場合、雪の重みで太陽光パネルや屋根が損傷する可能性もゼロではありません。これらのリスクに備え、適切な火災保険(自然災害補償付き)への加入が推奨されます。

2.雨漏りなどの施工トラブル

太陽光パネルを屋根に設置する際には、架台を固定するために屋根に穴を開ける工事が伴う場合があります。この施工が不適切だと、数年後に雨漏りの原因となることがあります。信頼できる施工業者を選ばないと、後々大きな修繕費用が発生するリスクがあります。太陽光発電の設置実績が豊富で、郡山市の住宅事情を熟知した業者を選ぶことが理想です。

制度に関する太陽光発電のデメリット

太陽光発電を取り巻く国の制度も変化しており、この変化がデメリットとなる場合があります。

FIT制度の売電価格の低下

FIT(固定価格買取制度)は、太陽光発電でつくった余剰電力を、国が定めた価格で一定期間(住宅用は10年間)、電力会社が買い取ることを約束する制度です。ただ、売電価格は年々下落しています。

2025年度7月現在の売電価格は1kWhあたり16円となっており、ピーク時の売電42円に比べると大幅に低くなっています。そのため、これからの太陽光発電は、売電よりも「自家消費」で電気代を削減することが主流となります。

デメリットを克服する!後悔しないための具体的な対策と解決策

克服
向上

ここまで太陽光発電の様々なデメリットを見てきましたが、これらのデメリットは適切な対策を講じることで克服、あるいは影響を最小限に抑えることが可能です。郡山市で太陽光発電を導入して後悔しないための具体的な解決策を解説します。

【費用対策】太陽光発電の初期費用と維持費を抑える方法

高額な費用というデメリットは、工夫次第で大きく軽減できます。

【ステップ1】業者選び:必ず「相見積もり」で比較検討しよう

まず最も大切なのが、信頼できる業者を選ぶことです。そのためには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が欠かせません。

なぜ必要?

1社だけの見積もりでは、提示された価格や工事内容が適正かどうかを判断できないためです。

どうやって比べる?

郡山市内や近隣で実績のある業者を2~3社選び、同じ条件で見積もりを依頼しましょう。

比較するポイント

価格の安さだけでなく、以下の点を総合的に見て、最も信頼できるパートナーを選びましょう。

  • 提案内容: ご家庭に合った的確なシミュレーションか
  • 使用機器: 太陽光パネルやパワコンのメーカー、性能
  • 保証内容: 長期保証など、アフターサポートは充実しているか
  • 担当者の対応: 質問に丁寧に答えてくれる。

【ステップ2】費用削減:「補助金」を最大限に活用しよう

太陽光発電の導入には、国や自治体の補助金制度を活用できる場合があります。

どんな補助金がある?

国だけでなく、福島県や郡山市が独自の補助金制度を設けていることがあります。これらを活用すれば、初期費用を数十万円単位で削減できる可能性があります。

注意点

補助金は年度や時期によって内容が変わったり、予算上限に達して終了したりします。検討する際は、必ず自治体の公式ホームページなどで最新情報を確認しましょう。

【ステップ3】支払い方法:「初期費用0円」の選択肢も知っておこう

「初期費用をすぐに用意するのが難しい」という方向けに、月々の支払いで太陽光発電を始められるサービスも登場しています。代表的なものは以下の3つです。

  1. ソーラーローン
    仕組み: 購入費用を金融機関から借り入れ、分割で返済します。
    特徴: 金利はかかりますが、設備は自分の所有物になります。
  2.  リース
    仕組み: リース会社の所有する設備を、月々の料金を支払って利用します。
    特徴: 契約期間が終わると、設備が譲渡されたり撤去されたりします。
  3. PPAモデル
    仕組み: 事業者が無料で設備を設置し、そこで発電して家庭で使った分の電気代を事業者に支払います。
    特徴: 発電した電気は自分のものにはなりません。

これらのサービスは初期費用の負担がないですが、万能ではありません。ご家庭の状況や将来設計に合わせて、どの方法が最適かを慎重に比較検討することが重要です。

【性能・リスク対策】太陽光発電の専門家と技術でカバーする

発電性能の変動や設置後のリスクは、専門家による適切なプランニングと信頼できる技術でカバーできます。

保証内容の確認

太陽光発電には、メーカーによる「製品保証」や「出力保証」、そして施工店による「工事保証」など、様々な保証が付帯しています。

  • 出力保証: 太陽光パネルの出力が、規定の期間内に一定の基準値を下回った場合に、無償で修理や交換をしてもらえる保証です。25年以上の長期保証が一般的です。
  • 製品保証: 太陽光パネルやパワーコンディショナなどの機器が、製造上の問題で故障した場合に適用される保証です。10年〜15年が主流です。
  • 工事保証: 設置工事が原因で雨漏りなどの不具合が発生した場合に、施工店が責任を持って対応する保証です。

契約前には、これらの保証期間や保証内容、保証の適用条件などを詳細に確認し、万が一の際にしっかりとサポートを受けられる体制が整っているかを見極めましょう。

信頼できる業者選び

太陽光発電の導入で最も重要と言っても過言ではないのが「業者選び」です。
業者を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 豊富な施工実績: これまでにどれくらいの太陽光発電工事を手掛けてきたか。
  • 公的な資格の有無: 「電気工事士」などの国家資格を持つスタッフが在籍しているか。
  • 詳細なシミュレーション: 現地調査に基づいた、現実的な発電量や経済効果のシミュレーションを提示してくれるか。
  • アフターフォロー体制: 設置後の定期点検やトラブル時の対応が迅速か。

【制度対策】太陽光発電を取り巻く変化に対応し、メリットを最大化する

FIT制度が終わり売電価格が下がったため、「太陽光発電はもうメリットがないのでは?」と思われがちです。しかし、考え方を変えることで、むしろメリットを大きくできます。

ポイント1:電気は「売る」より「使う」がお得

  • 電力会社から電気を買うと → 1kWhあたり 30円以上
  • 余った電気を売っても → 1kWhあたり 7〜9円
  • 結論: 作った電気は自分で使った方が、家計の節約効果が高い。

ポイント2:「蓄電池」で自家消費を効率化

  • 昼間: 太陽光で発電し、余った電気を蓄電池に貯める。
  • 夜間や雨の日: 蓄電池に貯めた電気を使って生活する。
  • 効果: 高い電気を買う必要がなくなり、電気代を大幅に削減できます。

これからの太陽光発電は、蓄電池と組み合わせることで真価を発揮します。郡山市で導入を検討されるなら、この「自家消費」を前提としたプランニングが非常に重要です。

それでも太陽光発電を導入する価値はあるのか?

様々なデメリットとその対策を解説してきましたが、最終的に「それでも太陽光発電を導入する価値はあるのか?」という疑問が残るかもしれません。結論から言うと、現代において太陽光発電を導入する価値は非常に高いと言えます。

経済的メリットの再確認

売電による収入は減りましたが、太陽光発電の最大の経済的メリットは「電気代の削減」にシフトしています。昨今の世界情勢により電気料金は高騰を続けており、この傾向は今後も続くと予想されます。

太陽光発電を導入し、電気を自給自足することで、この電気代高騰のリスクから家計を守ることができます。初期費用はかかりますが、15年前後で元が取れるケースもあり、それ以降は純粋な利益(電気代削減効果)を生み出し続けます。長期的に見れば、太陽光発電は非常に優れた自己投資なのです。

防災・レジリエンスとしての価値

地震や台風などの自然災害が多い日本において、太陽光発電は「防災設備」としての価値が非常に高まっています。災害で停電が発生した際も、太陽光発電があれば日中は電気を使うことができます。スマートフォンの充電や情報収集、最低限の家電の使用が可能となり、避難生活の質を大きく向上させます。

さらに、家庭用蓄電池を併設すれば、夜間でも電気が使えるようになり、より一層の安心感が得られます。郡山市でも、万が一の災害に備える「レジリエンス(強靭性)」の観点から、太陽光発電と蓄電池の導入を検討する価値は計り知れません。

エネルギー自給という新しいライフスタイル

太陽光発電を導入することは、単なる節約や防災対策にとどまりません。それは、エネルギーを自らの手でつくり、消費するという「エネルギー自給」という新しいライフスタイルを手に入れることです。環境に優しいクリーンな電気を使うことで、地球温暖化対策に貢献できます。

まとめ:郡山市で太陽光発電をご検討の皆様へ

プロへの安心感

今回は、「良くない」という噂もある太陽光発電のデメリットについて、費用、性能、リスク、制度の各側面から徹底的に解説し、その克服策までご紹介しました。

しかし、太陽光発電は、使い方によってはデメリットを補って余りある大きなメリットもあります。ネガティブな情報だけに惑わされるのではなく、太陽光発電のデメリットとメリットの両方を正しく理解し、ご自身の家庭に合った最適な選択をすることが重要です。

この記事が、郡山市で太陽光発電の導入をご検討の方にとっての一助となれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

また、太陽光発電や蓄電池の導入をご検討の際は、ぜひフクイシソーラーにご相談ください。

福島県郡山市での豊富な太陽光発電・蓄電池設置実績と専門知識を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適なプランをご提案させていただきます。

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