福島県郡山市の太陽光発電・蓄電池設置業者、フクイシソーラーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「我が家にも太陽光発電を設置したいけど、もう家を建ててしまったし、後付けってできるのかな?」
「太陽光発電を後付けする場合、費用はどれくらいかかるんだろう?」
「郡山市で太陽光発電を後付けするメリットやデメリット、注意点があれば知りたいな」
もしかすると、このような疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
この記事では、そんな皆様の疑問を解消すべく、「後付け太陽光発電」に焦点を当て、その可能性から費用、メリット、デメリットを網羅的に詳しく解説していきます。
太陽光発電導入を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
後付け太陽光発電は郡山市でも可能?
「太陽光発電は新築時にしか設置できないのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。今回はこのような疑問にしっかりと答えていきます。
太陽光発電は後付けできます!
結論から申し上げますと、既存の住宅に太陽光発電を後付けで設置することは十分に可能です。現代の太陽光パネルや設置技術は進化しており、様々な形状の屋根や条件に対応できるようになっています。例えば、郡山市内でよく見られる切妻屋根や寄棟屋根はもちろん、条件によっては陸屋根にも太陽光パネルの設置ができます。
ただし、全ての住宅で後付け太陽光発電が最適とは限りません。太陽光発電を有効活用するには、屋根の材質、強度、方角、日射量、周囲の建物の状況(影の影響)など様々な条件があります。このような条件を満たすことが、ポイントになります。まずは、お近くの信頼できる専門業者に相談してみるとよいでしょう。
太陽光発電を郡山市で後付けするのにかかる費用
太陽光発電を後付けで導入する際に、最も気になるのが費用面ではないでしょうか。太陽光発電の導入には、初期費用と、長期的に見た場合のランニングコスト、そしてそれらをいつ頃回収できるのかという点が重要になります。ここからは、郡山市で太陽光発電を後付けする場合の費用について、具体的な内訳や相場、メンテナンス費用、そして平均的な回収期間について詳しく見ていきましょう。
初期費用の内訳と相場
太陽光発電を郡山市のご自宅に後付けで設置する際の初期費用は、主に以下の項目から構成されます。
- 太陽光パネル(太陽電池モジュール)本体費用
太陽光を受けて電気を作り出す主要な部分です。パネルのメーカー、種類(単結晶、多結晶など)、変換効率、出力(kW数)によって価格が大きく変動します。例えば、一般的な住宅(3~5人家族)では、4kW~6kW程度のシステム容量を設置するケースが多く、この場合のパネル費用は、おおよそ1kWあたり15万円~25万円程度が相場とされています。つまり、5kWシステムであれば75万円~125万円程度が目安となります。 - パワーコンディショナ費用
太陽光パネルで発電された直流電力を、家庭で使用できる交流電力に変換する重要な機器です。こちらも容量や機能、メーカーによって価格が異なり、一般的には20万円~40万円程度が相場です。 - 架台費用
太陽光パネルを屋根に固定するための部材です。屋根の形状(瓦、スレート、金属屋根など)や材質、設置方法によって使用する架台の種類や価格が変わります。費用相場は、システム容量にもよりますが、10万円~20万円程度を見込むのが一般的です。 - 設置工事費用
太陽光パネルやパワーコンディショナの設置、電気配線工事などにかかる費用です。足場の設置が必要な場合は、その費用も含まれます。工事の規模や難易度、業者によって費用は変動しますが、おおよそ20万円~40万円程度が目安です。 - 諸経費・申請費用
電力会社への系統連系申請や、国や自治体(福島県や郡山市など)の補助金申請(該当する場合)にかかる費用、業者による設計費用などが含まれます。数万円~10万円程度を見込んでおくと良いでしょう。これらの費用を合計すると、一般的な5kWの太陽光発電を後付けで設置する場合、総額で約130万円~230万円程度が初期費用の相場となります。もちろん、これはあくまで目安であり、選択する機器のグレードやご自宅の状況、そして依頼する郡山市の太陽光発電業者によって費用は変動します。複数の業者から詳細な見積もりを取り、内容を比較検討することが非常に重要です。
太陽光発電のランニングコストとメンテナンス費用
太陽光発電は、一度設置すれば終わりというわけではなく、長期間安定して発電性能を維持するためには、適切なランニングコストとメンテナンスが必要です。郡山市で太陽光発電を運用していく上で考慮すべき主なコストは以下の通りです。
- 定期点検費用
太陽光パネルの汚れや破損、架台の緩み、パワーコンディショナの動作状況などを確認するために、4年に1回程度の定期点検が推奨されています。費用は1回あたり2万円~3万円程度が相場です。 - パワーコンディショナの交換費用
パワーコンディショナの寿命は一般的に10年~15年程度と言われています。寿命が来た場合は交換が必要となり、その際には本体費用と工事費用で20万円~40万円程度の費用が発生します。太陽光発電を導入する際には、将来的な交換費用も念頭に置いておきましょう。 - 太陽光パネルの清掃費用(必要な場合)
通常、太陽光パネルの表面の汚れは雨で洗い流されることが多いですが、鳥のフンや花粉、黄砂などが固着して発電効率を低下させる場合もあります。専門業者に清掃を依頼する場合、1回あたり2万円~5万円程度の費用がかかることがあります。ただし、頻繁な清掃が必要となるケースは稀です。 - 保険料
太陽光発電は高価な設備ですので、火災保険や自然災害保険(台風、落雷、積雪、雹などによる損害をカバー)への加入を検討することが推奨されます。保険料は補償内容やシステム規模によって異なりますが、年間数千円~数万円程度が目安です。
これらのランニングコストは、太陽光発電による電気代削減効果や売電収入と比較して考慮する必要があります。
太陽光発電を郡山市の住宅に後付けするメリット
太陽光発電を郡山市のご自宅に後付けで導入することは、多くの魅力的なメリットをもたらします。電気代の削減という直接的な経済効果はもちろんのこと、環境への貢献や災害時の安心感など、その恩恵は多岐にわたります。
月々の電気代を大幅に削減できる
太陽光発電を導入する最大のメリットは、月々の電気代を大幅に削減できる点です。ご自宅の屋根に設置した太陽光パネルが発電した電気を、そのまま家庭内で使用する「自家消費」を行うことで、電力会社から購入する電気の量を効果的に減らすことができます。
さらに、昨今の世界情勢や燃料価格の高騰を背景に電気料金の値上がりが続いている状況を考えると、ご家庭で電気を創り出し、自家消費できる太陽光発電の価値は、今後ますます高まっていくと言えるでしょう。賢く電気を使い、家計の負担を軽減するためにも、太陽光発電は非常に有効な手段となります。
余った電気を売電し、収入を得られる
太陽光発電を導入すると、発電した電気のうちご家庭で使い切れなかった余剰電力を電力会社に売却し、収入を得られるというメリットもあります。これはFIT(固定価格買取制度)という国の制度を利用するもので、一定期間、国が定めた価格で電力を買い取ってもらえます。
この売電によって得られる収入は、太陽光発電の導入にかかった費用の回収を助けるだけでなく、家計にとって純粋なプラスの収入となります。太陽光発電は電気代を削減するだけでなく、収入を生み出す可能性も秘めているのです。
災害時や停電時の非常用電源として活用できる
地震や台風などの自然災害によって停電が発生した際に、太陽光発電は非常用電源として大きな安心感をもたらします。多くの太陽光発電には「自立運転機能」が備わっており、停電時でも太陽光が照っていれば、このモードに切り替えることで発電した電気を使用することができます。これにより、冷蔵庫を動かして食料を守ったり、スマートフォンを充電して情報を得たり、夜間の照明を確保したりと、最低限必要な電気を賄うことが可能です。
さらに、家庭用蓄電池を太陽光発電と併せて導入すれば、日中に太陽光で発電した電気を蓄電池に蓄えておくことができます。そうすることで、夜間や悪天候で太陽光発電ができない時間帯の停電時でも、蓄電池から電気を供給できるため、より長時間にわたり安心して電気を使用することができます、
環境保護に貢献できる
太陽光発電をご家庭に導入することは、地球環境の保護に直接的に貢献できるという点も大きなメリットです。太陽光発電は、太陽の光という自然エネルギーを利用するため、発電時にCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスを排出しません。これは、地球温暖化の進行を抑制し、持続可能な社会を実現するための重要な取り組みの一つです。
私たち一人ひとりが太陽光というクリーンなエネルギーを選択することは、未来の世代、つまりお子様やお孫さんのためにも、美しい自然環境、そして地球全体の環境を守っていくという観点からも、非常に意義深い選択と言えるでしょう。
屋根の遮熱・断熱効果が期待できる(副次的メリット)
太陽光パネルを屋根に設置することには、電気を作り出すという主目的以外にも、副次的なメリットとして屋根の遮熱効果や断熱効果が期待できる場合があります。夏場においては、太陽光パネルが屋根面への直射日光を遮るため、屋根裏や室内への熱の侵入を和らげ、室温の上昇を抑える効果が考えられます。
これにより、冷房の使用量を減らし、電気代のさらなる削減に繋がる可能性もあります。逆に冬場には、太陽光パネルが屋根からの熱の放射をある程度抑えることで、室内の暖かさを保ちやすくし、暖房効率の向上に貢献することが期待できます。
太陽光発電を後付けするデメリット・注意点
太陽光発電の後付け導入は多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意しておきたい点も存在します。これらを事前に理解しておくことは、後悔のない太陽光発電導入のために非常に重要です。
初期費用が高額である
太陽光発電を導入する際の最も大きなデメリットとして挙げられるのは、初期費用が高額になる点です。具体的には、太陽光パネル本体の費用、発電した電気を家庭で使えるように変換するパワーコンディショナ、パネルを屋根に固定する架台、そしてこれらの設置工事費などを合計すると、基本的には100万円以上のまとまった資金が必要となります。
この負担を軽減する方法として、金融機関のソーラーローンを利用したり、国や地方自治体が設けている太陽光発電や蓄電池に関する補助金制度を活用したりすることが考えられます。長期的に見れば、日々の電気代削減効果や売電による収入で初期費用を回収できる可能性は十分にありますが、導入時の短期的な資金計画についてはしっかりと考えておく必要があります。
設置場所に制約がある
太陽光発電は、どのような住宅の屋根にも必ず設置できるわけではなく、設置場所に関するいくつかの制約がある点も注意が必要です。まず、太陽光パネルを効率よく発電させるためには、十分な日射量が得られることが絶対条件であり、そのためにはある程度の面積があり、かつ太陽光を受けやすい南向きの屋根が理想とされています。
また、屋根の形状(例えば複雑な形をしている、極端に傾斜が急であるなど)や使用されている材質(古い瓦や特殊な素材など)、そして屋根自体の強度によっては、太陽光パネルの設置が物理的に難しい場合や、安全に設置するために別途屋根の補強工事が必要になるケースも考えられます。
さらに、ご自宅の周囲に高い建物や大きな樹木などがあり、太陽光パネルに長時間影がかかってしまうような環境では、期待していたほどの発電量が得られない可能性もあるため、立地条件の確認も重要になります。
発電量が天候に大きく左右される
太陽光発電の宿命とも言えるデメリットは、その発電量が天候条件に大きく左右されるという点です。太陽の光エネルギーを電気に変換する仕組みであるため、晴れた日には安定した高い発電量が期待できますが、曇りや雨の日には、発電量も大幅に低下してしまいます。そのため、太陽光発電の導入を検討する際には、年間の日照データや気象条件を基にした発電量のシミュレーションを行っておくことが大切です。
この天候による発電量の不安定さを補うための一つの有効な手段が、家庭用蓄電池を太陽光発電と組み合わせて導入することです。蓄電池があれば、晴れた日に発電して余った電気を蓄えておき、発電量が少ない時間帯や雨天時、あるいは夜間にその電気を使用できるため、太陽光エネルギーの利用効率を高め、天候の影響をある程度緩和することができます。太陽光発電と共に蓄電池の導入も検討するのも良いでしょう。
定期的なメンテナンスが必要である
太陽光発電は、一度設置すれば全く手がかからないというわけではなく、長期にわたって安定した発電性能を維持し、安全に運用するためには定期的なメンテナンスが必要であるという点も理解しておく必要があります。
特にパワーコンディショナは、精密な電子機器であり、一般的に10年から15年程度の寿命があるとされ、寿命が来た場合には交換が必要となる消耗品です。この交換には数十万円程度の費用がかかることも見込んでおく必要があります。
したがって、太陽光発電を導入する際には、設置工事だけでなく、その後のメンテナンス体制や保証内容についてもしっかりと確認し、適切なアフターフォローを受けられるようにしておくことが、長期的な安心に繋がります。
売電価格の変動リスクがある
太陽光発電を導入する際に考慮すべき経済的なリスクとして、電力会社への売電価格が変動する可能性がある点が挙げられます。現在、太陽光発電で発電した余剰電力は、FIT(固定価格買取制度)に基づいて、国が定めた価格で一定期間(住宅用は通常10年間)電力会社が買い取ってくれますが、この買取価格は制度開始当初から年々低下している傾向にあります。
また、このFITによる固定価格での買取期間が終了した後(卒FIT後)の売電価格については、FIT期間中の価格よりも大幅に低くなることが一般的です。そのため、発電した電気をできるだけご家庭内で消費する「自家消費」を主軸に置いた太陽光エネルギーの活用方法を考えることが、将来的な経済メリットを安定させる上で非常に重要になります。
まとめ:郡山市で太陽光発電をご検討の皆様へ
この記事では、「後付け太陽光発電の全て!郡山市でのメリット・デメリットを徹底解説」と題し、既築住宅へ太陽光発電を導入する際に知っておくべき情報を網羅的にご説明いたしました。
今回の記事が、郡山市で後付け太陽光発電をご検討されている皆様の一助となれば幸いです。ご不明な点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にフクイシソーラーまでお問い合わせください。
また、2025年度、太陽光発電・蓄電池をご検討されている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にフクイシソーラーまでご相談ください。
福島県郡山市での豊富な太陽光発電・蓄電池設置実績と専門知識を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適なプランをご提案させていただきます。
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