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太陽光発電

知らないと損!停電時に太陽光発電を使う方法と注意点

 

福島県郡山市の太陽光発電・蓄電池設置業者、フクイシソーラーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 

突然の停電時、
「太陽光発電システムを設置しているのに電気が使えないのはなぜ?」
と疑問に思ったことはありませんか?

 

実は、太陽光発電システムを停電時に利用するためには、「自立運転モード」への切り替えが必要です。
このモードを正しく理解し、操作方法を知っておくことで、停電時でも電力を活用することが可能になります。
本記事では、太陽光発電システムを停電時に活用する方法と注意点について詳しく解説します。

 

1. 停電時に太陽光発電は使えるのか?基本の仕組みを解説

停電時に太陽光発電は使えるのか?基本の仕組みを解説

太陽光発電システムは、通常、電力会社の送電網と連系して運転しています。
この「連系運転」では、発電した電力を家庭で使用し、余剰分を電力会社に売電することができます。
しかし、停電が発生すると、電力会社の送電網が停止するため、安全のために太陽光発電システムも自動的に停止します。この状態では、発電された電力を家庭で使用することができません。

 

停電時に太陽光発電を利用するためには、「自立運転モード」への切り替えが必要です。
このモードでは、太陽光発電システムが独立して運転し、発電した電力を専用の「自立運転用コンセント」から供給します。
ただし、自立運転モードで使用できる電力には制限があり、一般的には最大1,500Wまでとなっています。

 

2. 自立運転モードとは?切り替え手順と注意点

自立運転モードとは?

自立運転モードへの切り替え手順は、太陽光発電システムのメーカーや機種によって異なりますが、一般的な手順は以下の通りです。

 

1.自立運転用コンセントの位置を確認

自立運転用コンセントは、通常、パワーコンディショナの近くや屋内の壁面などに設置されています。設置場所が不明な場合は、取扱説明書や販売店に確認してください。

 

2.主電源ブレーカーと太陽光発電ブレーカーをオフにする

安全のため、主電源ブレーカーと太陽光発電ブレーカーをオフにします。

 

3.自立運転モードに切り替える

パワーコンディショナの操作パネルで、自立運転モードに切り替えます。操作方法は機種によって異なるため、取扱説明書を参照してください。

 

4.自立運転用コンセントに機器を接続する

必要な家電製品を自立運転用コンセントに接続し、使用を開始します。

 

5.停電復旧後は連系運転に戻す

停電が解消したら、主電源ブレーカーと太陽光発電ブレーカーをオンにし、通常の連系運転に戻します。

 

 

注意点として、自立運転モードでは、太陽光発電システムが発電している日中のみ電力を供給できます。
また、使用できる電力には制限があるため、消費電力の大きい家電製品の使用には注意が必要です。

 

 

3. 使用可能な家電と電力制限:停電時の賢い電力利用法

使用可能な家電と電力制限

自立運転モードで使用できる電力は最大1,500Wまでとされています。
この制限内で、どのような家電製品が使用可能かを理解し、効率的に電力を利用することが重要です。

以下は、一般的な家電製品の消費電力の目安です。

冷蔵庫:100〜300W

炊飯器:300〜700W

電子レンジ:500〜1,000W

テレビ:150〜240W

ノートパソコン:50〜150W

スマートフォン充電:5〜15W

照明(LED):10〜60W

扇風機:50W

電気ポット:700〜1,000W

洗濯機(縦型):400〜500W

掃除機:850〜1,000W

電気カーペット(3畳用):400〜800W

こたつ:100〜500W

加湿器:10〜500W

 

これらの消費電力を参考に、同時に使用する家電製品の合計消費電力が1,500Wを超えないように注意してください。
特に、電子レンジや電気ポットなどの高消費電力の家電製品を使用する際は、他の家電製品の使用を控えるなどの工夫が必要です。

 

 

4. 蓄電池との併用で夜間も安心!停電時の電力確保術

停電時の電力確保術

自立運転モードでは、太陽光発電システムが発電している日中のみ電力を供給できます。
しかし、夜間や天候不良時には発電ができないため、電力の供給が途絶えてしまいます。
このような状況に備えて、蓄電池を併用することで、夜間や発電ができない時間帯でも電力を確保することが可能になります。

 

蓄電池は、日中に太陽光発電システムで発電した電力を蓄えておき、必要なときに供給することができます。
これにより、停電時でも24時間体制で電力を使用することが可能となり、生活の質を維持することができます。

 

また、蓄電池を導入することで、太陽光発電システムの自立運転モードと連携し、より効率的に電力を利用することができます。
例えば、日中に蓄電池に電力を蓄え、夜間にその電力を使用することで、電力の自給自足が可能となります。

 

蓄電池の導入を検討する際は、容量や出力、設置スペース、費用などを考慮し、自宅の電力使用状況に合った製品を選ぶことが重要です。
また、補助金制度や税制優遇措置などの活用も検討すると良いでしょう。

 

5. 停電復旧後の操作と注意点:安全に通常運転へ戻す方法

安全に通常運転へ戻す方法

停電が解消された後、太陽光発電システムを通常の連系運転モードに戻す際には、以下の手順を順守してください。

 

1.自立運転モードを解除する

パワーコンディショナの操作パネルで、自立運転モードを解除します。操作方法は機種によって異なるため、取扱説明書を参照してください。

 

2.主電源ブレーカーと太陽光発電ブレーカーをオンにする

主電源ブレーカーと太陽光発電ブレーカーをオンにし、電力会社からの電力供給を再開します。

 

3.連系運転モードに切り替える

パワーコンディショナの操作パネルで、連系運転モードに切り替えます。操作方法は機種によって異なるため、取扱説明書を参照してください。

 

4.システムの正常動作を確認する

パワーコンディショナの表示ランプやモニターで、システムが正常に動作していることを確認します。

 

 

注意点として、停電中に太陽光発電システムの設定がリセットされている可能性があります。その場合は、再度設定を行う必要があります。
また、停電中に使用していた家電製品のプラグを接続し、正常に動作するか確認してください。
タイマー機能などがリセットされている可能性があるため、必要に応じて再設定を行ってください。

 

これらの手順を守ることで、太陽光発電システムを安全に通常の連系運転モードへ戻すことができます。
停電時や復旧後の操作に不安がある場合は、販売店やメーカーのサポートセンターに相談することをおすすめします。

 

6.まとめ:停電時にも安心な太陽光発電の備えを

本日は、停電時に太陽光発電を使う方法と注意点について解説しました。

 

停電時に太陽光発電を使えるかどうかは、設備の仕様と事前準備に大きく左右されます。
多くのシステムは「自立運転機能」を備えていますが、その使い方を正しく理解していなければ、いざというときに役立ちません。
また、昼間しか電力が使えないという制約や、電力供給量に限りがある点も念頭に置く必要があります。
さらに、蓄電池と組み合わせることで、夜間や天候不良時の電力確保も可能になり、より安心です。
復旧後は安全な手順で通常運転へ戻すことも忘れてはなりません。この記事で紹介した内容を参考に、停電時にも慌てず対応できるよう、日ごろから確認と準備をしておきましょう。
太陽光発電は、正しく活用することで、非常時の大きな助けとなります。

 

また、2025年度、太陽光発電・蓄電池をご検討されている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にフクイシソーラーまでご相談ください。
福島県郡山市での豊富な太陽光発電・蓄電池設置実績と専門知識を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適なプランをご提案させていただきます。
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