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太陽光発電

太陽光発電の寿命は何年?長持ちさせる方法も郡山市の専門家が教えます!

福島県郡山市の太陽光発電・蓄電池設置業者、フクイシソーラーです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「太陽光発電を導入したいけど、実際のところ寿命は何年くらいなのだろう?」
「初期費用が高い太陽光発電だから、できるだけ長持ちさせたいけれど、何かコツはあるの?」
「太陽光発電のパネルだけでなく、パワーコンディショナや蓄電池の寿命も気になる…」
郡山市で太陽光発電の導入を検討されている方や、すでに設置されている方の中には、このような疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、郡山市の太陽光発電・蓄電池のプロであるフクイシソーラーが、太陽光発電の各機器の寿命について、そして大切な太陽光発電を長持ちさせるための具体的な方法について、詳しく解説していきます。

太陽光発電の導入を郡山市で検討中の方はもちろん、すでに太陽光発電を利用していて、これから先のメンテナンスや買い替えについて考えている方にも、ぜひ最後までお読みいただきたい内容です。

太陽光発電の寿命【郡山市】

太陽光発電の導入を検討する際、多くの方が気になるのが「寿命」です。高価な買い物だからこそ、どのくらい長く使えるのかは重要なポイントになります。ここからは、太陽光発電の中心となる太陽光パネルの寿命について、詳しく見ていきましょう。

太陽光パネルの法定耐用年数は17年だが、、、

太陽光発電設備の法定耐用年数は、税法上で「17年」と定められています。この年数は、主に減価償却費を計算する際の基準として用いられます。「17年しかもたないの?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。法定耐用年数は、パネル自体の物理的な寿命とは異なります。あくまで税務上のルールです。

太陽光パネルは何年もつ?

それではいったい何年間太陽光パネルを使い続けることができるのでしょうか?、太陽光発電パネル(ソーラーパネル、太陽電池モジュールとも呼ばれます)の寿命は、一般的に20年から30年程度とされています。ただし、しっかりとした定期メンテナンスを行っていれば、30年以上使用することも十分に可能となります。

太陽光パネルの寿命事例を紹介!

太陽光パネルはメーカーごとに少しずつ、性能や寿命が異なってきます。ここでは、非常に長持ちする太陽光パネルのメーカーを2社紹介していきます。

SHARP:実はSHARPは50年以上にわたって、太陽光発電に携わってきたメーカーです。確かな技術力があり、品質実験を行ってきております。その結果、奈良県の壷阪寺で30年以上安定稼動している太陽光モジュールも存在しています。

京セラ:京セラも1993年に国内初の住宅用太陽光発電システムを発売した歴史あるメーカーです。千葉県佐倉市にある佐倉ソーラーエネルギーセンターでは36年間(2021年時点)も安定して稼働している太陽光パネルの事例もあります。

太陽光発電の寿命を左右する要因【郡山市】

太陽光発電パネルが長期間にわたり性能を維持するためには、いくつかの要因が影響します。これらの要因を理解し、適切な対策を講じることが太陽光発電の寿命を延ばす鍵となります。

素材や品質と選ぶべき太陽光パネル

太陽光発電パネルの寿命を左右する最も大きな要因の一つが、パネル自体の素材と品質です。太陽光パネルは、主にシリコン系(単結晶シリコン、多結晶シリコン)、化合物系などの種類があります。現在主流となっているのはシリコン系のパネルで、その中でも単結晶シリコンパネルは発電効率が高く、比較的高価ですが、耐久性にも優れているとされています。一方、多結晶シリコンパネルは単結晶に比べて製造コストが低く、価格も抑えられますが、発電効率や寿命の点ではやや劣る傾向があります。

また、太陽光発電を導入する際には、メーカーの技術力や実績、使用されている素材の品質をしっかりと確認することが大切です。信頼できるメーカーの製品は、厳しい品質管理基準のもとで製造されており、長期間の使用に耐えうる設計がなされています。また、製品保証の内容も重要です。出力保証だけでなく、製品自体の瑕疵に対する保証(製品保証)期間も確認しましょう。

おすすめの太陽光パネルの比較表

メーカー

シリーズ

型番 最大出力 変換効率 セルタイプ 出力保証 機器保証 その他保障 特徴

長州産業

Gシリーズ CS-348G81 348

20.4

N型単結晶(ヘテロ接合)

25年(72%)

15年 施工保障10年 ヘテロ接合構造セルによる高技術化。国産メーカー、施工保証による安心感。
長州産業 Bシリーズ CS-340B81 340 20 単結晶 25年(72%) 15年 施工保障10年 国産メーカー、施工保証による安心感。
ハンファ(Qセルズ) Q.TRON M-G2.4+ 430 22 N型単結晶(Q.ANTUM NEO) 25年(90.5%) 25年

従来型のものよりも高出力。25年の長期保証も有り。
ハンファ(Qセルズ) Q.PEAK DUO M-G11 400 400 20.8 単結晶(Q.ANTUM) 25年(86%) 15年 ゼロギャップ技術で、高効率を実現。
シャープ BLACK SOLAR ZERO NQ-230BP 230 20.2 N型単結晶 20年(80%) 15年 モジュールの小型化と美しい全面黒色のデザインが特徴。
シャープ NU-228AP 228 20 P型単結晶(PERC) 20年(80%) 10年 モジュールの小型化で都市部や市街地等の住宅に調和。
カナディアンソーラー TOPHiKu6 CS6.2-48TM-450

450

22.5

N型単結晶(TOPCon)

30年(87.4%) 25年 短絡電流が低く、開放電圧が高い。長期保証も魅力。

経年劣化

どのような工業製品も時間とともに劣化していく運命にありますが、太陽光発電パネルも例外ではありません。主な経年劣化の要因としては、紫外線、風雨、温度変化、湿度などが挙げられます。
また、夏場の強い日差しによる高温、冬場の低温とそれに伴う凍結融解、そして積雪による物理的な負荷などが、太陽光発電パネルの経年劣化を促進する要因となり得ます。特に、積雪量の多い地域では、雪の重みでパネルが破損したり、フレームが変形したりするリスクも大きくなります。

ホットスポットによる剥離

ホットスポットとは、太陽電池セルの一部が影、汚れ、あるいは内部の欠陥などにより正常に発電できなくなった箇所のことです。この部分は抵抗体のように振る舞い、周囲の正常なセルで発電された電流が流れ込むことで異常発熱します。

この発熱が継続すると、高温によって太陽電池モジュールを構成する封止材(セルを保護する樹脂)やバックシート(裏面保護シート)といった部材がダメージを受け、層間で剥がれてしまう「剥離」が発生します。

剥離が起こると、そこから水分や酸素が浸入しやすくなり、セルの腐食やさらなる発電効率の低下を引き起こします。モジュールの耐久性も著しく損なわれ、最悪の場合、発火に至る危険性もあるため、太陽光発電の寿命を短くする要因の一つとなります。

パワーコンディショナの寿命は何年?

パワーコンディショナ(パワコン)は、太陽光パネルで発電された直流の電気を、家庭で使用できる交流の電気に変換する重要な役割を担う機器です。よって、パワコンの寿命も太陽光発電の寿命に大きく関係してきます。このパワコンの寿命は、一般的に10年から15年程度と言われています。太陽光パネルの寿命が20年~30年であるのに対し、パワコンはシステム運用期間中に一度、あるいは二度の交換が必要になる可能性が高い部品です。これは、パワコンは精密な電子機器であり、内部には多くの電子部品が集積されているからです。

故障しやすい部品の解説

パワコン内部で特に故障しやすいとされる部品には、以下のようなものがあります。

コンデンサ: 電圧を安定させる役割がありますが、熱や経年劣化に弱く、寿命が比較的短い部品です。

冷却ファン: パワコン内部の熱を排出するためのファンですが、長時間の運転で摩耗したり、ホコリが詰まったりして故障することがあります。

スイッチング素子(IGBTなど): 直流と交流の変換を行う重要な半導体部品ですが、高電圧・大電流を扱うため、負荷がかかりやすく故障の原因となることがあります。

リレー: 電気回路の切り替えを行う部品で、機械的な接点があるため摩耗による故障が考えられます。これらの部品が故障すると、パワコンの変換効率が低下したり、エラーが表示されて運転が停止したりする場合があります。

交換の目安は?パワコンの交換サイン

パワコンの交換時期を見極めるためには、いくつかのサインに注意する必要があります。

エラー表示の頻発: パワコンのディスプレイに頻繁にエラーコードが表示されるようになった場合、何らかの不具合が発生している可能性があります。取扱説明書でエラー内容を確認し、解消しない場合は専門業者に点検を依頼しましょう。
発電量の低下: 太陽光発電の発電量が、天候に問題がないにも関わらず以前と比べて明らかに低下している場合、パワコンの変換効率が落ちている可能性があります。

異音や異臭の発生: パワコンから通常とは異なる音(ファンの異常な回転音、ブーンという低い唸り音など)や、焦げたような臭いがする場合は、内部部品の故障が疑われます。直ちに使用を中止し、専門業者に連絡してください。

運転の頻繁な停止: パワコンが理由なく頻繁に停止と再起動を繰り返す場合も、故障の兆候です。

一般的に、設置から10年以上が経過し、上記のような症状が見られるようになった場合は、パワコンの交換を検討するタイミングと言えるでしょう。交換費用は機種や設置状況によって異なりますが、数十万円程度かかることが一般的です。そのため、万が一故障した際の修理・交換体制についても確認しておくと安心です。

太陽光発電を長持ちさせるコツは?【郡山市】

太陽光発電は高価な投資であり、一度設置したらできるだけ長く、効率的に使い続けたいものです。郡山市で太陽光発電を導入し、その寿命を最大限に延ばすためには、いくつかの重要なポイントがあります。

製品選びで太陽光発電を長持ちさせよう

太陽光発電を長持ちさせるための最初のステップは、信頼できる高品質な製品を選ぶことです。特に太陽光パネルは、長期間屋外に設置されるため、耐久性が非常に重要です。

信頼できるメーカーの選定: 実績があり、技術力が高く、長期保証を提供しているメーカーの製品を選びましょう。国内外に多くのメーカーがありますが、郡山市での設置実績やサポート体制も確認すると良いでしょう。
保証内容の確認: 太陽光パネルには「出力保証」と「製品保証」があります。出力保証は、一定期間内に発電性能が規定値を下回らないことを保証するもので、25年以上の長期保証が一般的です。製品保証は、製造上の欠陥などに対する保証で、10年~15年程度が主流です。これらの保証期間が長く、内容が充実している製品を選ぶことが安心に繋がります。

耐用年数の長い太陽光発電の導入:太陽光発電を長持ちさせるのは、製品自体の寿命が長いものを選ぶことが重要です。各メーカーのカタログなどで耐用年数をチェックし、長く使用できる商品の購入を検討しましょう。

定期的なメンテナンス

太陽光発電を長期間安定して稼働させるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。故障ではないかと心配される方もいますが、実際には「点検」と「清掃」が主な内容となります。
専門業者による定期点検、太陽光パネルやパワコンのフィルターの清掃などメンテナンスを適切に行うことで、太陽光発電は設計寿命に近い期間、あるいはそれ以上にわたって安定した性能を発揮してくれるでしょう。

こまめな発電量のモニタリング

日々の発電量をチェックすることも、太陽光発電を長持ちさせるための重要な習慣です。多くの太陽光発電には、発電量や消費電力量などを表示・記録するモニターが付属しています。発電量が以前と比べて著しく低下している場合は、太陽光パネルやパワコンが故障しているかもしれません。
発電量のこまめなチェックは、太陽光発電の小さな変化に気づき、大きなトラブルに発展する前に対処するための第一歩です。これにより、結果的に太陽光発電全体の寿命を延ばすことに繋がります。

まとめ:太陽光発電をご検討の皆様へ【郡山市】

この記事では、「太陽光発電の寿命は何年?長持ちさせる方法も郡山市のプロが徹底解説!」と題し、太陽光発電およびパワコンの寿命、そしてそれらを長く安心して使い続けるための秘訣について福島県郡山市の太陽光発電専門業者であるフクイシソーラーが詳しく解説いたしました。
太陽光発電や蓄電池に関するご相談、お見積りは、お気軽にフクイシソーラーまでお問い合わせください。豊富な知識と経験を持つ専門スタッフが、お客様のご要望や設置環境を丁寧にヒアリングし、最適な太陽光発電プランのご提案、そして発電効率を最大限に引き出すためのサポートをさせていただきます。郡山市の皆様の快適なエコライフをサポートいたします!最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

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